戦略的なメール返信術
電話が極端に嫌いな世代の時代がやってきます。
現代の若者はスマホは大好きだけど、通話は大嫌いという世代。
コミュニケーションは電話からメールやチャットに変化しました。
電話に出るのが嫌で仕事を辞めるなんてニュースまで出ていますが、
数年後には賃貸だけでなく売買もこの世代が顧客層の中心になります。
反響も減っているし、メールの返信率も悪くなっていると感じている企業は黄色信号です。
メールの返信方法を見直してみませんか?
Web集客の基本は「Web店舗(自社HP)への顧客囲い込み」です。
営業マンは自分の売上を上げる為に、
経営者や店長さんは各スタッフがメールを戦略的に返信しているか管理する事が必要です。
下図メール返信の参考例を見ながら、最低限やるべきポイントを挙げていきます。
①自分のプロフィールをリンクしましょう。(自社HPのスタッフ紹介ページへのリンク)
スタッフ紹介ページはどの会社もアクセスの多いページです。
どういう人が担当してくれるのか、顔がわかるだけでもお客様の安心感につながります。
メールのクリック率を高めるためにも必ずリンクを貼りましょう。
②反響物件のURLを記載しましょう。
お客様は同時に複数社へ問合せをしていますので、問合せ物件が分からなければ返信してくれません。
この時必ず自社HPの物件ページのURLをリンクします。ポータルサイトのリンクを貼ったら意味がありません。
ポータルサイトには類似物件の導線が多数あり、それは他社が掲載している物件です。
わざわざ他社にお客様を流す意味はありません。
③問合せ物件に条件が近いオススメ物件を2,3件ピックアップしてリンクする事も効果的です。
同様に希望条件に近い物件の一覧URLもいくつか記載しましょう。
この時も必ず自社HPの物件一覧URLのリンクを貼ります。
④来店への誘導も親切に記載するべきでしょう。
自社HPへの誘導が出来ていますか?
統計データからも物件情報以外ではスタッフ紹介とお客様の声のページがダントツで見られています。
そのため各営業スタッフの紹介とお客様の声を紐付ける事が効果的です。
スタッフ紹介の項目にこだわったり御社の戦略は社内で確立出来ていますか?
メールはタイトル(件名)が命!?
お客様がメールを開くかどうかはタイトル文で決まります。
お客様が興味を持ってメールを開く事を意識した文章になっていますか?
①ダメな例
「□□不動産の△△です」
「新着オススメ情報」
⇒これでは何がオススメなのかわかりませんし、メールが埋もれてしまいます。
②良い例
「○○様が探している◇◇町の角地が2件出てきました」
「◇◇市の新築戸建て2000万円台のオススメ物件情報」
⇒お客様の名前をタイトルに入れること、何がオススメなのかを記載すること。
細かいですがこういった気遣いがメールの返信率につながり、さらには来店率・契約率につながってきます。
そして大事な事は社内全体でメール追客の意識を高め確立する事です。
会員マッチングメール機能の活用
ポータルサイトからの反響ユーザーもHPの顧客管理に登録して追客していきましょう。
不動産の購入を検討しているお客様は中、長期的に探すお客様も多くいらっしゃいます。
「返信がない…」「連絡がつながらない…」そんな反響を捨てていませんか?
会員登録した顧客は3か月、半年後にもログインして物件を探しています。
すぐ買いたい顧客を優先して追客するべきですが、中~長期的な潜在客を追客する事も御社の収益アップには欠かせません。
自動マッチングメール機能で中、長期的に探しているお客様にも情報を配信し続けましょう。