まず一番はメール返信のスピードを上げる事です。
ユーザーがネットからお問合せをするという事は、同時に3社には問合せをしていると考えた方が良いでしょう。
その為、ポータルから反響があった時点ではまだ3社中の1社に過ぎないという事です。
競合3社の中から選ばれるためには、対応スピードが大事です。
反響メールをすぐに共有できるようになっていますでしょうか。
お客様の気持ちが高まっている時に初回メールを送付する方が返信率も高くなります。
各営業マンの携帯電話に反響メールを転送して、すぐ確認して対応できるように取り組む事が大切です。
お客様はどの会社にどの物件を問合せしたかは覚えていません。
上記にも記載しましたが、お客様はポータルサイトから一度に複数社へ物件を問合せしている事が多いので、
御社にどの物件を問合せしたか覚えていない事も多いです。
まず、
問合せ物件のURLをメールに記載しましょう。
問合せた物件のURLがないと物件と会社がマッチしません。
そしてこの物件URLは自社HPの物件URLにしないと意味がありません。
リンクをクリックすればWeb店舗へ顧客を誘導した事になります。
このメールに記載する物件URLをポータルサイトのURLにリンクしている会社がありますが、
広告費をかけて獲得した顧客を、再度ポータルサイトに戻して他の会社にリリースしているのと変わりません。
これは一番やってはいけない事ですが、普通にポータルサイトへリンクしている会社は結構多いです。
また、返信がなくても定期的に条件にマッチした物件情報をメールで送付し続ける事は当たり前です。
お客様は電話には出なくても意外とメールを開封しているものです。
メールの対応の良い不動産会社=親切で丁寧な会社と判断し、実際に内見の依頼をしたり最終的に来店に繋がります。
反響メールが来た時には他社との競争はすでに始まっています。
特に自社物件や専任物件など独自物件の割合が少ない仲介会社では、
物件での優位性は他の会社と変わりません。
そのお客様を来店、契約に結びつける事が目的ですから、
担当営業マンの紹介、店舗のアクセスの良さや会社の実績などアピールしましょう。
その為にはスタッフ紹介や成約者の声、取引実績など、
企業のブランディングコンテンツが重要になってきます。
実際にスタッフ紹介ペーとお客様の声のコンテンツは、どの会社のHPでもアクセス数がとても多いです。
今後はブランディングコンテンツを作り込み、メールから上手く誘導する事が契約率に大きく関わってくるでしょう。
ネットでのお客様の動きを想定して、メール戦略を考え実践出来てますか?