SEOは戦略を持って対策をしなければ意味がない
不動産SEOについては、10年以上前から都市伝説を含めて様々な情報が氾濫してきました。
しかし、不動産SEOの基本は当初から変わりません。
不動産SEOとは「地域」×「種別」×「物件のポイント」のキーワードのかけ合わせをサイト全体に散りばめ、継続して更新していく事です。
まずは御社がどんなお客様を狙いたいかを明確にHPに反映しているかが重要です。御社事業の「地域」×「種別」は何でしょうか?メインキーワードである「地域」×「種別」が全てのページタイトルに設置出来ていますか?
最も大切なキーワードの一つは、『会社名』です。
弊社がコンサルさせて頂いている会社様の中で、契約率が高い会社に共通して言える事は、アクセス解析で会社名での検索回数が上位に来ています。
理由は簡単です。会社名で検索してくるユーザーは、一度来店したお客様や、何かしらで御社に興味を持っているお客様でしょう。御社を知っていて、御社を目指してHPに入ってくるのです。
不動産会社に対する不安感や信用度など、問合せ行動に移る一番の不安要素が『この不動産会社は安心出来る会社かな』と感じる心理です。
不安要素が少なくなれば問合せ行動に移り易く、その上希望している物件が見つかれば契約率は高まります。
会社名で検索した時に上位に表示されていますか?意外と会社名での検索で上位に表示しない会社も多いです。私であれば、社名で検索してヒットしない会社は「この会社大丈夫かな?」と信用に欠きます。
名刺やチラシなどにも『会社名で検索』などを入れてスムーズに誘導する事も忘れないで下さい。
『地域+種別』は勿論大事ですが
以前は、『地域+賃貸』などトップページからの入口が圧倒的に多かったのですが、
LPO対策の強化でも解説したとおり最近の検索傾向は、細かいキーワードの組み合わせが主流になっています。
物件名を直接検索するユーザーも増えています。購買意欲が高いユーザーほど、細かいキーワードで検索します。
ピンポイントで検索するユーザーはその気が高い事は言うまでも有りません。物件名などを狙う事は今ではどこの会社でも基本的な対策としてやっています。
物件名+物件のポイントとなるように、より細かいキーワードを物件ごとに組み込んでいく事がより重要になっています。
トップページ・一覧ページ・詳細ページ・コンテンツページ
前項のトップページや物件詳細ページにキーワードをかける事も重要ですが、一覧ページに流入するユーザーを取り込む事も、不動産SEOのひとつです。
一覧ページの強化は主に外部・内部リンクの強化です。可能であれば理解して対策したいところですが、ここまでの話を理解して実践出来ていないと難しいでしょう。信頼できる不動産専門のSEO対策をしてくれる会社に任せる事が一番です。
今回のテーマである不動産SEO対策は、狙いたいキーワードを明確にし、SEO対策を考えたHPの基本構造が出来ている上で適切な対策をする事です。 御社が狙いたいお客様が検索しそうなキーワードをHP上に設置し、ページとキーワードの関係性を意識してください。
前回も書きましたが、アクセス解析を必ず見てください。ユーザーが御社のHPにどの様なキーワードで入ってきているか実際のデータを元に対策をしましょう。
【チェック項目】
・狙ったキーワードで検索をした時に表示されていますか?
・会社名で検索した時、上位に表示されていますか?
・物件ごとに様々なキーワードがかけられていますか?
・検索の結果一覧ページに対応したキーワードが設置されていますか?