写真枚数の多さ
一般的にユーザーは、写真の枚数が多いほど物件詳細での滞在時間が延びます。そして写真枚数が多い事も大事ですが、大切な事は写真の角度(物件を立体的に広く見る)や晴天時の写真を使い(青空をバック)綺麗に撮る事です。
そして周辺環境(スーパーや公園、ゴミ収集場など)を見せる事で利便性を感じさせることも重要です。
特にゴミ問題はファミリー(奥様)には、とても関心が高い問題です。(収集日や時間・仕分けなど)売買では当たり前になっておりますが、賃貸でもプラスの情報としてやってみてはいかがですか?
セールスコメントの内容
各物件に対するコメントもお客様の関心を引くのに重要です。特に物件ページの上部にはセールスコメントがあると思います、その物件を実際にお客様にご案内する時の様に物件のセールスポイントを入れましょう。
今では、LPO対策などで直接物件ページにお客様が入ってきますので、ただ設備などを淡々と紹介するだけではなく、温かみのあるコメントをしましょう。
相手の顔が見えないインターネットの中では気持ちや雰囲気を温かく伝える事が本当に大切です。 出来るならスタッフ写真を物件詳細に入れ、そのスタッフが物件情報を提供しているように見せると一層効果が高まります。
また、情報量で他社と差別化する事も重要です。一枚一枚の写真にコメントを入れましょう。写真にコメントがあるだけで物件の情報量が増えますし、お客様に親切な会社だと認識してもらう事にも有効です。(お客様に対する安心感・信頼出来る情報の提供)
物件のキーワードを考える
前回でもお伝えしましたが、物件詳細のキーワードを(
LPO対策=前回参照)ご自分たちで考える事です。
例えば200件物件があれば200キーワード、1000件物件があれば1000のキーワードが増える訳ですから、
キーワード戦略を考えて運用するかしないかで、半年後の効果の差は歴然と変わります。
ポイントはその物件の特徴やユーザーが検索しそうなキーワードをアクセス解析で確認しながら、定期的に分析してください。
大切な事は感覚で取り組むのではなく、実際のデータを元に戦略を立てる事です。
適切な問合せフォームの設置
お客様の心理はとても気まぐれです。気に入った物件があり、いざお問合せをしようと思っても躊躇する傾向があります(個人情報の提供に対する不安)。
安心感を与えるコメントや物件情報が豊富でお客様の関心が高まっている時に、自然な流れでそこに問合せフォームがある事が必要です。クリックをして別ページに移動する時間でさえ、お客様は冷めてしまう可能性があるのです。
問合せフォームに問合せの後の利点(メリットや特典)や安心感を与えるようなコメントを入れましょう。
冒頭でもお伝えしていますが、契約率を上げる為には基本を疎かにしてはいけません。当たり前の基本的な事を書きましたが、ほとんどの不動産会社では出来ていません。
コンスタンスにWEB集客が出来ている会社様は今回ご説明させて頂いた内容を本当に真面目にコツコツやっています。
物件情報は御社の財産であり収益の糧な訳ですから、是非もう一度客観的な立場からHPを見直してみましょう。
【チェック項目】
・物件写真は天気や写真の角度にこだわり綺麗に撮れていますか?
・スタッフコメントは実際に接客をしている様に語りかけていますか?
・物件詳細ページにLPO対策を狙ったキーワードをかけていますか?
・物件情報を見た流れで問合せが出来るようにフォームを設置していますか?