一般的に多くのお客様が入口としているのが、トップページです。
トップページとは、本でいうと表紙と目次のようなものです。ホームページの内容を解り易く表現しバナーデザインや特集ボタン等に嗜好をこらし、見やすいレイアウトを組む事が大切です。
御社の戦略が、ターゲットとするお客様のニーズに答えられるホームページだと簡単に分かるように、特集や検索ボタンからイメージが湧くようなキャッチやデザインになっていますか?(期待をさせる) また、独自の特集を組む事により他社と差別化し御社のホームページのファンを増やしましょう。
例えばトップページにオススメ物件の一覧だけを表示するのではなく、ペット可特集であっても、大型犬が飼える特集や複数のペットが飼える特集など、 「このホームページじゃないと探せない」と思わせる事が戦略であり、御社の強みになっていく事と思います。
売買トップページデザイン
賃貸トップページデザイン
次にお客様はトップページに並ぶ物件を何となく見ています。
ここでお客様が求める物件がピンポイントであればクリックして詳細ページに進むでしょう。
しかし、いろんなホームページをすでに見ているお客様はどこでも同じような物件を見てきています。物件自体の魅力を最大限アピールするコメントも重要なのです。
同じ商品であってもついクリックしたくなるようなコメントを考えているホームページを見たことがあると思います。「ついクリック」が御社のホームページで何個見つかりますか?1個ですか50個ですか、どちらがお客様が楽しんで検索をしてもらえるかお分かりですよね?
さてお客様が御社のホームページに興味を持ち始めたようです。
一般的にお客様は分かり難いホームページ(複雑)や必要以上にクリックさせるホームページを敬遠する傾向があり、少ないクリック数で希望の商品に辿り着く事を望みます。(ストレス軽減)
エリア・沿線マップを分かり易いイラストで直感的にクリック出来たり、種別・賃料からも簡単に検索出来るように設置されていますか?
また、検索結果からさらに絞り込む検索が出来たり、戻るボタンやお気に入りに保存するボタンを設置したりと、お客様の心理を先読みする導線が必要です。
ついにお客様が御社のホームページでお気に入りの物件があったようです。
いざお客様が問合せをしてみようかな、と思った時に御社の電話番号や問合わせフォームが常に分かる場所にありますか?物件詳細ページを閲覧した流れでそのまま問合せが出来るように、同じ詳細ページに問合わせフォームがある事が望ましいです。
問合せをしたい時にさり気無く問合せボタンがそのページにある事。このさり気無くが難しいのですがとても大切です。(スクロールしなくても問合せボタンがある)
ページの上、中、下部に問合せボタンがある事が望ましいです。そして、問合せフォームに入ってからが勝負です。
フォームのポイントは必項条件の数と入力の手間です。
必項条件については、必項条件の数が多ければ、多いほど問合せが減ります。逆に少なければ、問合せが増えます。理由はユーザー心理に有ります。自分の個人情報を細かく記載する事は誰もが不安に思います。
必項条件の数を増やせば、問合せの数は減りますが、可能性の高いユーザーを限定して呼び込むことが出来ます。
必項条件を減らせば、(名前とメールだけ、中にはメールだけのフォームもあります。)問合せは増えますが、その分質の低い(まだその気の低い)問合せも多くなります。
もちろん追客できますので、どちらが良いか悪いかはありません。その会社様がお考えになることです。
また、これもユーザー心理になりますが、一般的に文章を書く事を面倒くさいと感じるユーザーは多いです。出来るだけチェックボックスやラジオボタン等に変える事を進めます。(ユーザー作業の軽減)
重要な事は、いかにお客様に楽しんで貰いながら物件検索に誘導し問合せまでの導線を作る事が出来るかです。ユーザー心理とは気まぐれです。楽しくも感じ、不安にも感じ、そして面倒くさいとも感じるものです。
皆さんのホームページの導線は如何ですか?
【チェック項目】
①特集表示などは、営業戦略的考慮で組まれていますか?
②物件コメントはユーザーの興味を引く様に考えて入力及び表示出来ていますか?
③クリック数を少なくし、目的の物件にたどり着けていますか?(ストレス軽減)
④お問い合わせフォームの必項項目は多すぎていませんか?